水飲み場というのか、手洗い場というのか、このようなちょっと広い場所に出た。ここからさらに奥に進む。
また、大聖堂の一部が見えた。大聖堂を裏から見ている感じ。ぐるっと回り込んで、正面の広場に向かう。
建物の下をくぐるトンネル状の通路を進む。ちょうど大聖堂の裏側をぐるっと回りこむように歩いて来たことになる。
この通路には、大道芸人や物売りがたむろしている。彼らを無視しながら先に進む。
通路を抜け、視界が開けると、そこは大聖堂前の広場。観光客や巡礼者が多く集まっている。ヨーロッパの中世から続く街は、どこでも同じだが、見通しの悪い小さな通路の先に広場がある。狭いところから、急に広い場所に出るので、より開放感がある。これも街づくりの知恵だろう。
大聖堂の正面にやって来た。残念ながら、正面入り口と右側の塔が工事中。荘厳な大聖堂の姿を望む事は出来ない。
内部ではミサが行われるはずなので、中へ入りたいが、ここからは入れない。別の入り口を探してみよう。