ダナンビーチから歩いて、ハン川にかかるドラゴン橋へ

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▲今は、2017年5月26日 金曜日 午後6時2分。ここは、ダナンビーチから、ホテルのある通り側へ渡るための横断歩道。片側4車線、合計8車線の横断歩道を渡らなければならない。この道は、交通量に波があり、しばらく待っていると交通量が減る瞬間がある。その時を待って、左から走ってくるバイクを横目で見ながら、悠然と渡る。

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▲ホテルには戻らずに、南北の道路を西方向へ歩いて行く。目的地は、Han Riverにかかる「ドラゴン橋」。ホテルからだと、約2kmほどあるだろうか。

この標識は車両別の通行区分を示したものだろう。片側4車線の内、右側の2車線はバイクと自転車のみ、3車線目はバイクと四輪車の混在、左端は四輪車のみ、となっている。

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▲広い道路に歩道が整備されているので、歩きやすいと思うだろうが、それがそうでもない。ところどころで、工事が行われていて、そういう場所では、容赦なく歩道が工事用の通路として使われていて歩けなくなる。

左手、センターライン付近を見ると、そこを少女が歩いている。道路の真ん中は植え込みになっているのだが、時々、植え込みは切れている。それにもかかわらず、その少女は、クルマが行き交うセンターライン付近をペタペタ歩いて行く。

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▲そのうち、センターライン歩きはあきらめ、私がいた歩道側に移動してきた。それでも、歩道上を歩くことはせず、一番歩道寄りの車道を歩く。スリッパひとつでペタペタけなげに歩く。歩道は時々切れてしまうので、歩きやすい車道側を歩くのだろう。私も、少女の歩き方にならって、車道を歩く。

考えてみれば、このあたりの道を歩いているのは私とこの少女だけ。大人は、よほど近距離で無い限り、歩道を歩くようなしない。移動はバイクか、クルマ。そのうち、この少女は大通りから離れ、どこかに行ってしまった。

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▲ときどき、こういう交差点にぶつかる。この車両の流れをかいくぐって、道路を渡る必要がある。地元民が歩いていれば、ついて行けるのだが、誰も歩いている人がいないので、注意深く左右をみながら、歩いて渡る。タイなどでも同じだが、道路は基本的に歩くようにできていない。

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▲やっと、ドラゴン橋のたもとまでやってきた。この橋を歩いて渡る気はない。夜景を見たかっただけなので、右に曲がり川沿いを歩いてみる。

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▲橋から少し離れる。ドラゴン橋のセンター上にある、ライトアップされたドラゴン状のアーチが、きれいに見えた。週末には、このドラゴンが火を噴くらしいが、今日はそんな様子は無い。

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▲さらに橋から離れる。ここから見ると、上下にうねったドラゴンの形が良く分かる。ライトアップの色がときどき変わっている。火を噴かないかと、しばらく待っていたが、やはり、そんな気配はない。