フランサ駅からバルセロネータ海岸へ移動する

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フランサ駅を出て、バルセロネータに徒歩移動する。バルセロネータは、バルセロナの海側に広がるビーチ。バルセロナ中心部からでも、車で10分程度で、ビーチにたどり着ける。

写真は、大通りの横断歩道。横断歩道の左右には白く点線が描かれているが、歩道上には何も描かれていない。これがスペイン式の歩道。

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この道路の突き当たりがバルセロネータ海岸のはず。ほぼ、まっすぐな道のためわかりやすい。

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この広い道路沿いのひかげになっている歩道を歩いて行く。

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歩道の左側に小さな小屋があり、中に人が入っている。ユーロジャックポットEUROJACKPOTと書いてあるが、ユーロ圏で売られているロト宝くじらしい。

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道路の右側は港になっていて、大型ボートなどが停泊している。

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やっと海岸近くまでやってきた。太陽がまぶしい。向こうに見えるのは地中海。そしてそのずっと先はアフリカ。アルジェリアあたりだろうか。

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この辺りを自転車で走り回れば、気持ちいいだろう。

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やっと海岸に到着。陽射しが強くて暑い。バルセロナは、市街地から、リゾートのような海岸に簡単に来られる都市。気候も穏やかで、住みやすそうな場所。

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フランサ駅は広く静かで不思議な空気感

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フランサ駅11番ホームの列車は、アラカントAlacant行き。アラカントは、スペイン南部 地中海に面する港湾都市。サンツ駅、ローマ遺跡で有名なタラゴーナ、バレンシアなどを経由してアラカントに至る。

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ラカント行き特急列車が出発していった。ホーム奥に駅員がひとり見える。私がフランサ駅に滞在している間に見かけた駅員は彼ひとりだけ。出発する列車が、見通しの良いホームにいる場合、この駅員は遠くのホームから列車を見送るだけだった。これだけ乗客が少なければ何の問題もなさそう。

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ホームから入口側を振り返る。真ん中の高い位置に大きな時計がある立派な造形の壁面。

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行き止まり式ホームの手前には、長椅子が設置されている。私はさきほどまで、その椅子に座っていた。しかし、今は誰もいない。

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凝った造りのなのに、誰もいない駅。不思議な空間に迷い込んだように感じる。

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ホームからフランサ駅の入口に戻ってきた。今回の旅は、基本的に飛行機での移動ばかりで、長距離列車に乗る予定は無いが、こんな駅に来ると、バルセロナからマドリードへの移動は列車にしておけば良かったかなと思う。

立派な造りのバルセロナ・フランサ駅舎

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ホームに入ったところにフランサ駅の模型が置かれている。ホームはドーム屋根を二つ並べたような構造になっている。8番線と9番線の間にドーム屋根を支える支柱が設置されている。

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10番線に止まっているのは特急列車のはずだが、この駅から乗り込む乗客は、ほとんどいない。これだけ規模が大きいのに、粗乗客がいない始発駅は、かなり珍しいのではないだろうか。

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時代がかった立派な車両どめが、往時のこの駅の姿を想像させる。

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今でもきちんと整備されているのだろう。

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こちらは近距離用の普通列車だと思う。こちらも、特急列車同様に乗客は、ほぼいない。

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車両の反対側に回ると、ご覧のようなありさま。ヨーロッパの車両は、このように落書きされていることが多い。せっかくのスタイリッシュなデザインが台無しになっている。

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こちらは通勤用車両、定員を増やすため2階建客室となっている。しかし、この駅から乗車する人は、ほぼいない。

フランサ駅は、豪華な作りながら、行き交う人がはぼ皆無なため、不思議な雰囲気を醸し出している。

バルセロナ フランサ駅の内部へ

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フランサ駅に到着し、中に入る。ここは、入口ホール。時代がかった豪華な作りになっている。

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切符自販機が2台だけ置いてある。昔は、主要駅として賑わったのだろうが、今はその座をバルセロナ中心部にあるサンツ駅に奪われており、この駅を訪れる乗客は非常に少ない。

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横をみるとレストランらしきスペースがあった。人影がなく、入りづらい雰囲気。これだけ乗客が少ない駅で営業が成り立つのだろうか。

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大きな駅舎に2台だけ、ぽつっと置かれた切符自販機。多分、近所の人が利用するくらいだろう。

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自販機の中央に設置された列車案内板。意外に多くの列車が、この駅から出発している事がわかる。この駅が列車基地のような役割を兼ねているのかもしれない。

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この向こう側がホームになっているので、そろそろあちらへ移動しよう。

バルセロナの長い夜が明け、タクシーアプリHailoでフランサ駅へ移動する

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宿泊代金踏み倒し疑惑も晴れ、さわやかな気分で、いつもと同じ質素な朝食をとる。フロントで、ホテルのボスと会ったが、もう終わっている事なので、細かい話はせず、おはようの挨拶だけにしておく。

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4泊した「ホテル・ウルキナオナ」とも、今日でお別れ。けっしていいホテルではないが、立地は最高。すぐ前に地下鉄駅があり、バス停も近くにいくつかある。また空港行きリムジンバス発着地となっている「カタルーニャ広場」に歩いていけるところも良かった。

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今日午後には、バルセロナ空港からスペインの首都マドリードに移動するので、あまり時間はないが、とりあえず立派な駅舎をもつフランサ駅へ行ってみる。

移動には、タクシーアプリHailoを使う。アプリに目的地を入力すると、近くのタクシーが迎えに来てくれる仕組み。タクシーの運転手と細かい話をする必要がないので、とても便利。

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移動中のアプリ画面、旗が立っているところが目的地。そろそろ到着する。

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目的地に到着すれば、あとは「グラシアス」と言いながら、タクシーを降りるだけ。支払いはアプリに登録されたクレジットカードからの引き落としとなる。降車時に、支払いのことをあれこれ考える必要がないのは、精神的にもラク。

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駅正面より少し手前でタクシーを降りる。これから、フランサ駅をじっくり見学する。

バルセロナの長い夜〜やっと「宿代踏み倒し疑惑」が晴れる

ホテルの宿泊代金を二重請求されて、アゴダの日本語問い合わせ窓口に電話したが、つながったのは中国のコールセンター。日本語が満足に通じないオペレーターで、話がうまく進んでない。

仕方がないので、もう一度、同じ窓口に電話してみる。自動音声の選択をへて、出て来たオペレーターは、さっきとは異なり女性。

女性オペレーター「はい、どのようなご用件でしょうか?」

あきらかに中国人だが、今度は滑らかな話ぶりで、日本語に期待が持てる感じ。

私「先ほども電話したのですが、しかじか・・・で、宿泊代金を再請求されて困っているんです」

女性オペレーター「申し訳ありません。こちらからホテルに連絡して、お客様のお支払いはすでに済んでいることを伝えます。ホテルと話がつきましたら、また、連絡します」と言う。

すんなり話が通じて、助かった。さっきは、アゴダからの電話を取り損ねたので、ちゃんと呼び出し音が鳴るようにiPhoneをセットして待つ。

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外はだいぶ明るくなって来た。ホテルの前には、さらに多くの人がたむろしている。この人たちは何なんだろう。

しばらくしてiPhoneが鳴った。画面をみると、中国ではなく、日本の電話番号が表示されている。電話をとると、日本人の女性オペレーターだった。

安心の日本人オペレーター「このたびは申し訳ありませんでした。ホテルオーナーに説明し、話はついております。ホテル側の勘違いだったようです。もう、宿泊代金を請求されるような事はございませんので、ご安心下さい・・・」

最初、中国人オペレーターに話が通じず、ちょっと戸惑ったが、結果的には収まるところに収まり、めでたしめでたし?

バルセロナの長い夜〜日本語が通じない日本語対応お問い合わせ窓口

支払い済みの宿泊代金を再請求されたまま、浅い眠りをへて、朝5時前に起きる。もう、アゴダの日本語窓口が開いているはずなので、また電話してみた。

電話はつながったのだが、出て来たのは明らかに日本人ではなかった。どうも中国圏のどこかにつながっているらしい。

オペレーターの男性「ご利用アリガトございます。どのよなオハナシでしょか?」

私「支払い済みの宿泊代金を、ホテルから再度請求されて、困っているので、ホテルに説明して下さい」

オペレーターの男性「ワカリマシタ。調べてミマス」

省略して書いているが、これだけの簡単な話が、この、日本語がおぼつかない男性オペレーターには、なかなか伝わらなかった。

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いったん電話を切り、シャワーを浴びる。シャワーから出て来てケータイをみると、不在着信ありの表示。着信音を切っていたので肝心な電話を受け損ねた。

それでも、かわりにメールが入っていたので、開いてみると。「お客様のご要望は、了承されました。二重請求になっている宿泊代金はアゴダから返金します」と書いてある。

話が伝わってない。「まだ二重請求にはなってなくて、請求されて困っているからホテルに連絡してくれ」と言っているのに、違う話になっている。

アゴダの日本語対応お問い合わせ電話は、日本語通じない。さて、どうしたものか。続く・・・